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「もっと上手になりたい!」本番に向けて成長する子どもたち|豊川少年少女合唱団の練習を詳しく紹介!

記事

豊川少年少女合唱団では、これから秋、冬にかけて大切な舞台が続きます。

9月には敬老会、10月24日童謡まつり、25日には「ほーほう音楽祭」、そして12月12日には定期演奏会が予定されています。

本番だけを見ていると、子どもたちが舞台の上で歌っている時間はほんのわずかです。

でも、その舞台に立つまでには、毎週の練習があります。

一つひとつ音を確認し、歌詞を読み、みんなで声を合わせる。うまくいかなければ、もう一度やってみる。

そんな積み重ねがあって、初めて本番の歌声につながっていきます。

今回は、これから続く本番に向けて子どもたちがどんな練習をしているのか、16時から18時までの2時間を詳しく紹介します。

豊川少年少女合唱団の練習を見学|10人の団員が参加

この日の練習に参加した団員は10人。

練習していたのは、

「ジャンボリーミッキー」
「花」
「さくら」
「茶摘み」
「うみ」
「村祭り」
「もみじ」
「冬景色」
「雪」

など、たくさんの曲です。

子どもたちにも親しみのある曲から、日本の四季を感じさせてくれる昔ながらの唱歌まで、幅広い曲に取り組んでいました。

練習では、まず前回の練習を思い出しながら、一つひとつ音を確認していきます。

アルトパートの音取りも行われました。

先生の正確できれいな歌声を聴きながら、それに続いて子どもたちが歌っていきます。

そして、9月に予定されている敬老会で披露する曲は、本番を意識した通し練習も行われました。

今回、2時間の練習を最初から最後まで見学していて、とても印象に残ったことがあります。

それは、子どもたちが本当に真剣だったことです。

ただ先生に言われたから歌っているというより、

「もっと上手になりたい」

そんな気持ちが、練習する姿から伝わってくるように感じました。

子どもたちの合唱への向き合い方に変化|「もっと上手になりたい」

実は、私が感じたこの印象は、普段から子どもたちを見ている先生も感じていました。

先生によると、最近特に変化を感じるのが「発声練習への取り組み方」だそうです。

口の開け方、声の出し方、身体の使い方、そして顔の表情。

以前よりも一人ひとりが意識して練習するようになり、「もっとできるようになりたい」という真剣な気持ちが伝わってくるといいます。

その背景の一つにあるのが、定期演奏会でのソロです。

ソロで歌うことは、子どもたちにとって嬉しいことだけではありません。

一人で歌う責任もありますし、当然プレッシャーもあります。

先生は、そんな経験も含めて一人ひとりの成長につながってほしいと考えています。

ただ音程を間違えずに歌うのではなく、自分が歌う曲やその物語をしっかり理解し、その役になりきって表現しながら歌う。

そのために、子どもたちには紙に書いて考えてくる「宿題」も出しているそうです。

先生が願っているのは、上手に歌えるようになることだけではありません。

自分で考え、表現し、人前で歌う。

そして、その中で歌う喜びを感じてほしい。

一つのソロへの挑戦にも、そんな思いが込められていました。

小学1年生も「最後まで練習したい!」自分から学ぶ子どもたち

先生からお話を聞いている中で、子どもたちの成長を感じる印象的なエピソードがありました。

ある1年生の団員が3時間の練習に参加した時のことです。

まだ1年生ということもあり、「2時間まででいいよ」と伝えたそうです。

ところが本人から返ってきたのは、

「最後までやりたい」

という言葉。

結局、最後まで練習をやり遂げたそうです。

また、自分の音取りが十分にできていないと感じると、自分たちで確認したり、休憩時間にも先生のところへ来て「もっと教えてほしい」と練習したりする子もいるといいます。

誰かに「練習しなさい」と言われたのではありません。

「できるようになりたいから、やる」。

これは、とても大きな変化ではないでしょうか。

先生も「以前の自分より進化した自分」を、子どもたち自身が目指すようになってきていると感じているそうです。

今回の練習で私が感じた真剣な表情の理由が、少し分かったような気がしました。

合唱で大切にしている「譜読み」|楽譜から作曲者の思いを読み取る

今回先生方にお話を伺って、もう一つ印象に残ったのが「譜読み」の大切さです。

楽譜に書いてある音を正しく歌えるようになれば、それで終わりではありません。

歌詞やフレーズはもちろん、スラー、スタッカート、休符、テンポ、強弱……。

楽譜には、その曲を作った人の思いを知るためのヒントがたくさんあります。

「なぜ、ここに休符があるんだろう?」

「なぜ、ここから強くなるんだろう?」

「この言葉を、どんな気持ちで歌ったらいいんだろう?」

楽譜を正確に読み、その意味を考え、想像する。

そして作り手が曲に込めた思いを、自分たちの歌声を通して聴いている人へ届ける。

先生は、そこまでを大切にして指導しているそうです。

歌詞をメロディーに乗せて歌う前に、歌詞そのものを朗読することもあります。

最近では、その朗読でも子どもたち一人ひとりが抑揚をつけて読めるようになってきたそうです。

これも日々の練習から生まれた成長の一つなのでしょう。

「花」「茶摘み」「もみじ」など日本の唱歌を子どもたちが歌う意味

今回の練習では、昔から歌い継がれてきた唱歌がたくさん登場しました。

「花」「さくら」「茶摘み」「うみ」「村祭り」「もみじ」「冬景色」「雪」。

春から始まり、夏、秋、冬へ。

曲名を並べてみるだけでも、日本の一年の風景が浮かんでくるようです。

なぜ、今の子どもたちがこうした唱歌を歌うのでしょうか。

そこにも先生の思いがありました。

今の子どもたちは、普段から現代のJ-POPなど、さまざまな音楽に触れています。

そんな時代だからこそ、昔から歌い継がれてきた唱歌を通して、日本の風景や四季を感じてほしい。

そして、その歌を子どもたちの中に染み込ませてほしい。

今はまだ、その意味をすべて理解できないかもしれません。

それでも大人になった時、ふと「もみじ」や「冬景色」を耳にして、子どもの頃に歌ったことを思い出すかもしれません。

そしていつか、自分たちより下の世代へ伝えていってくれるかもしれません。

歌は世代を超えて受け継ぐことができます。

敬老会や演奏会には年配のお客様もいらっしゃいます。

子どもたちが歌う懐かしい唱歌を聴きながら、昔の風景や思い出を重ねて楽しんでいただけるのではないでしょうか。

子どもたちに歌を伝えることが、さらに次の世代へ歌をつないでいくことにもなる。

唱歌の練習には、そんな意味も込められていました。

豊川少年少女合唱団の魅力|年上の団員が年下の子を支える伝統

豊川少年少女合唱団には、さまざまな年齢の子どもたちがいます。

先生が感じている今年の団員の良さを伺うと、お二人から共通する話が出てきました。

それは、年齢が違っていても、お互いの良さを認め合っていることです。

そして、年上の団員が年下の団員を練習中に自然にフォローする。

これは今年突然始まったことではなく、以前から受け継がれている合唱団の「良き伝統」なのだそうです。

先生から見ても、今の団員たちはみんな素直で、まだまだ伸び代のある良い声を持っているとのこと。

だからこそ、

「自分の声に自信を持って歌ってほしい」

という思いがあります。

一人ひとりの良さを引き出しながら、歌が好きな仲間たちの団結力をさらに高めていく。

先生方も協力しながら、これからの子どもたちを指導していきたいと話してくれました。

【番外編】合唱の経験が学校でも?音楽の授業で「表現力が素晴らしい」

今回、もう一つ嬉しいエピソードを聞くことができました。

小学校低学年の団員が、学校の音楽の授業で先生から、

「表現力がとても素晴らしい」

と褒められたそうです。

さらに、

「何か習い事をしているんですか?」

と聞かれ、

「合唱団に入って歌を習っています」

と答えたとのこと。

その話を聞いて本人も、とても嬉しそうだったそうです。

今回の取材では、先生方から何度も「表現」という言葉が出てきました。

歌詞を読む。

物語を理解する。

作った人の思いを想像する。

表情や身体も使い、自分なりに歌で伝える。

毎週取り組んでいることが、合唱団の中だけではなく、学校で歌う時にも自然と表れているのかもしれません。

合唱団で積み重ねてきた経験が、普段の生活の中でも少しずつ花開いている。

そんなことを感じさせてくれる、嬉しいエピソードでした。

【追記 番外編】歌う経験は、大人になってからも生きている|卒団生から届いた嬉しい話

2026/8/12追記

記事を公開した後、卒団生から嬉しい話を聞くことができました。

その卒団生は高校を卒業して3年目。現在は介護士として働き、仕事の中ではレクリエーションも担当しています。

そこで役立っているのが、合唱団で長年続けてきた「歌」なのだそうです。

レクリエーションで歌うと、利用者さんから「あんた、歌上手だね」と声を掛けてもらうこともあるそうです。

また、職場の先輩からは「よくこの歌を知っているね」と驚かれることも。

特に唱歌は、お年寄りにも馴染みのある曲が多く、一緒に楽しんでもらいやすいそうです。

昔の歌謡曲も喜ばれ、「上を向いて歩こう」や「365歩のマーチ」など、合唱団、学校で歌ってきた曲や歌う経験が、今度は仕事を通して人を楽しませることにつながっています。

今回の練習取材では、先生から「昔からの日本の風景や四季を感じながら歌える唱歌を、子どもたちの中に染み込ませ、大人になってもその良さを感じてほしい」というお話を聞きました。

今回の卒団生の話を聞いて、その言葉がとても印象深く感じられました。

子どもの頃に覚えた歌が、大人になっても残っている。

そして今度は、その歌を自分が楽しむだけではなく、誰かに届け、喜んでもらうために使っているのです。

さらに、合唱団で身についたものは歌だけではないと話してくれました。

子どもの頃からステージに立ち、人前で歌うことを繰り返してきたことで、今では人前に出ることにも抵抗が少なく、それが仕事をする上でとても役立っているそうです。

人前に立つこと。

自分を表現すること。

相手に伝わるように歌うこと。

そして、みんなと一緒に一つのものを作り上げること。

本人は、こうした力や表現力も含めて「合唱団で得たものだと思う」と話してくれました。

今、練習している子どもたちも、「花」「茶摘み」「もみじ」「冬景色」など、たくさんの唱歌に取り組んでいます。

今は本番に向けて一生懸命覚えている一曲かもしれません。

でも、その歌が何年も先まで心に残り、いつか思いがけない場所で誰かを笑顔にすることがあるのかもしれません。

今回の卒団生の話を聞いて、合唱団での経験は「今、上手に歌えるようになること」だけではなく、その子のずっと先の人生にもつながっていくものなのだと、改めて感じました。

9月の敬老会、10月24日の童謡祭り、25日のほーほう音楽祭、12月12日の定期演奏会へ

これから豊川少年少女合唱団には、本番が続きます。

まず9月の敬老会。

そして10月24日の童謡祭り

25日の「ほーほう音楽祭」。

その先には、12月12日の定期演奏会が待っています。

今回、2時間の練習を見学して感じたのは、子どもたちが「本番だから練習している」というだけではないことでした。

もっときれいに歌いたい。

もっと音を取れるようになりたい。

もっと表現できるようになりたい。

そして、以前の自分より少しでも成長したい。

そんな気持ちが、真剣に練習する姿から伝わってきました。

もちろん、本番の舞台でどんな歌声を聴かせてくれるのかも楽しみです。

でも、その舞台へ向かって一歩ずつ進んでいる「今」も、子どもたちにとって大切な時間なのだと思います。

一回一回の練習で積み重ねたものが、9月の敬老会、10月の音楽祭、そして12月の定期演奏会でどんな歌声となって表れるのでしょうか。

これからの子どもたちの成長が、ますます楽しみになった今回の練習取材でした。

一緒に歌ってみませんか?新しい仲間を募集中!

豊川少年少女合唱団では、一緒に歌ってくれる新しい仲間を募集しています。

今回ご紹介した子どもたちも、最初から上手に歌えたわけではありません。

先生に教えてもらい、仲間と一緒に練習しながら、「もっと上手になりたい」「もっと歌えるようになりたい」と少しずつ成長しています。

歌うことが好きな子はもちろん、「合唱ってどんな感じだろう?」「人前で歌ったことがないけど大丈夫かな?」という子も大歓迎です。

まずは実際の練習を見て、子どもたちの歌声や合唱団の雰囲気を感じてみませんか?

見学・体験も受け付けています。

歌う楽しさを、一緒に。

新しい仲間と出会えることを、団員・先生一同楽しみにしています!

練習を見学して感じた、子どもたちの成長と可能性

今回の練習では、「ジャンボリーミッキー」から「花」「茶摘み」「もみじ」「冬景色」などの唱歌まで、本当にたくさんの曲に取り組んでいました。

曲によってリズムも雰囲気も、求められる表現も違います。それでも一曲一曲に真剣に向き合い、先生の指導を受けながら吸収しようとする子どもたちの姿を見ていると、「これからどこまで成長していくのだろう」と、その可能性を感じずにはいられませんでした。

今はまだ練習の途中です。でも、こうしてさまざまな曲に触れ、考え、表現する経験を重ねていくことが、一人ひとりの歌声をさらに豊かにしていくのだと思います。

今回の練習を見学して、本番で完成した歌を聴く楽しみだけでなく、これから子どもたちがどんな成長を見せてくれるのか、その過程も楽しみになりました。

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