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活動記録

夢と未来を歌声にのせて|定期演奏会で生まれた一体感

活動記録

豊川市音羽文化ホールにて、豊川少年少女合唱団の定期演奏会を開催しました。
ご来場いただいた皆さま、そして日頃より活動を支えてくださっている地域の皆さまに、心より感謝申し上げます。

今年の演奏会のテーマは 「夢」「未来」
子どもたちが今感じている想い、そしてこれから歩んでいく未来への希望を、一曲一曲に込めてお届けしました。

♪ 演奏曲目一覧(作詞・作曲)


【第一部】アカペラ

曲名作詞作曲
すみれ伝承(わらべうた)伝承
やまかじやけろ小杉勝郎小杉勝郎
かたゆきかんこ伝承(わらべうた)伝承
かごめかごめ伝承(わらべうた)伝承
おもちはべったべた伝承(わらべうた)伝承
ゆうぐれのもりのなかから伝承(わらべうた)伝承

【第二部】一緒に遊ぼう・歌おう

曲名作詞作曲
大工のきつつきさん宮林茂晴オーストリア民謡
手のひらを太陽にやなせたかしいずみたく
上を向いて歩こう永六輔中村八大
サウンド・オブ・ミュージックOscar Hammerstein IIRichard Rodgers
カイト(嵐)米津玄師米津玄師

【第三部】~夢・未来~

曲名作詞作曲
未来が生まれてる弓削田健介弓削田健介
未知という名の船に乗り阿久悠小林亜星
夢をあきらめないで岡村孝子岡村孝子
夢をかなえてドラえもん黒須克彦黒須克彦
にじいろ絢香絢香
夢を抱いてしょう山崎朋子
手紙 ~拝啓、十五の君へ~アンジェラ・アキアンジェラ・アキ

順調に進んだリハーサル、そして本番へ

本番までのリハーサルは大きなトラブルもなく、順調に進みました
指導者が大切にしているのは、
「とにかく団員が楽しく歌えること」

その想いが、緊張感の中にも笑顔のあるステージにつながり、
会場全体がやさしい雰囲気に包まれていました。


声の原点に立ち返る第一部「アカペラ」

第一部は、伴奏を使わないアカペラステージから始まりました。
声だけで音楽をつくることで、合唱の原点ともいえる響きを大切にした構成です。

わらべうたや童謡を中心とした楽曲は、ご高齢の方にとっては懐かしく、
子どもたちにとっては新鮮な響きとして会場に広がりました。
素朴でシンプルな歌声が、自然と客席の心を静かに引き寄せていく時間となりました。


初舞台に立った5人の団員たち

今回の定期演奏会では、5名の団員が初舞台を迎えました。
中学1年生、小学5年生、小学4年生、小学2年生、そして小学1年生。
年齢も経験も異なる子どもたちが、同じステージに立ちました。

開演直前の練習では比較的柔らかい表情を見せていましたが、
本番が近づくにつれて、やはり緊張した様子も感じられました。
それでもステージに立つと、全員がしっかりと前を向き、
練習してきた歌を丁寧に歌い上げていました。

緊張の中でも声はよく通り、良い声が会場に響いていたのが印象的です。
演奏を終えたあとのロビーでは一転して満面の笑み。
見に来てくださった方々と楽しそうに話し、
初舞台をやり遂げた達成感が表情からあふれていました。


会場とひとつになる第二部「一緒に遊ぼう・歌おう」

第二部は、会場の皆さんと一緒に楽しむ参加型のステージです。
音楽は「聴くだけのもの」ではなく、
一緒に歌い、体を動かすことで共有できるものだという思いが込められています。

当日は昨年を上回る200名以上の方にご来場いただきました。
子どもからお年寄りまで幅広い世代、
そして高齢者施設の方々にも多くお越しいただきました。

また、前回中部西地区市民館での演奏を聴いてくださった方が、
今回は音羽文化ホールまで足を運んでくださり、
改めて支えてくださる皆さまへの感謝を感じる機会となりました。

遊び歌や「みんなで歌おう」のコーナーでは、
客席から自然と歌声が上がり、体を動かす姿も見られました。
ステージと客席の垣根がなくなり、
会場全体が一体となって盛り上がった時間でした。


想いを受け取る第三部「夢・未来」

第三部では、演奏会のテーマである「夢」「未来」を軸にした楽曲をお届けしました。
第一部、第二部を経て心がほぐれたあとだからこそ、
歌詞の言葉がよりまっすぐ心に届く構成となっています。

初舞台の団員、現役団員。
それぞれの「今」と「これから」が重なり合い、
合唱団の歩んできた時間と未来が感じられるステージとなりました。


OG参加は今年ならではの特別な時間

今年は第二部の一部分にOGも参加し、現役団員との合同ステージが実現しました。
世代を超えて声を重ねる姿は、合唱団の歴史とつながりを感じさせるものです。

この形でのOG参加は、来年はできるかどうかわかりません。
だからこそ、今年の演奏会は特別で、心に残る時間となりました。


定期演奏会を終えて 〜次の夢へ〜

演奏会を終えたあとの団員たちは、緊張から解放され、
楽しい打ち上げの時間を過ごしました。
特に小学生グループは大騒ぎで、ゲームを楽しんでいたようです。

OGたちも近況を伝え合い、話は尽きませんでした。
保護者の皆さんも交流を深めながらアンケートを確認し、
反省点や来年に向けた話など、話題は盛りだくさんでした。

「来年はこれが歌いたい!」
そんな声も聞こえ、子どもたちの気持ちはすでに次のステージへ向かっています。

さて、来年はどんな曲を歌うのでしょうか。
また新たな夢と未来を歌声にのせて、
皆さんにお届けできる日を楽しみにしています。


地域の皆さまへ、そしてこれから出会う仲間へ

今回の演奏会には、地元の方をはじめ、
入団を検討されているご家族、高齢者施設の方など、
さまざまな方にご来場いただきました。

子どもたちの歌声が、
「また聴きたい」「応援したい」
そう思っていただけるきっかけになっていれば嬉しいです。